【寄稿9】祝!2年目突入

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我が家の畑生活が2年目に突入した。
目下、我が家最大のテーマは、イチゴとトウモロコシの収穫だ。

まず、イチゴについてお話ししたい。

イチゴは、妻と娘からの強い要望で植え付けを決めた。植え付け時期は10月で収穫は5月。本当に手が掛かる。植え付け当初は、特に変化が見られず、不安でしょうがなかった。植え付けてしばらくすると、葉が赤らみ、このまま枯れるのかと心配が尽きなかった。

イチゴは素人には難しく、栽培途中で黒マルチを張るなど手も掛かる。それより何より、妻と娘からの特別オーダーと思うとプレッシャーも大きい。いろんな苦労もあったが、4月になると、たくさん花が付き、5月の初めに10粒ほど収穫できた。

しかし、とんとん拍子に上手くいかない。しばらく収穫のない日が続く。
なぜだろう?

ある日、明らかな原因を見つけてしまった。

獣害だ!

イタチみたいな小動物が食べているのだ。
私の10月から5月の努力を食べているのだ。

干拓の里の方が心配そうに声を掛けてくれ、すぐに罠を仕掛けてくれた。我が家のスーパーサポーターである両親も毎日パトロールをしてくれた。人の臭いがすると動物が敬遠するようになってきた。5月下旬になると、少しだけだが収穫できるようになった。

今回は、初めての試みで、失敗も多かったが、新鮮イチゴは、かなり甘くておいしい。味は、スーパーのイチゴに負けていない。

1回目のチャレンジとしては、70点くらいかなあ。。。

次はトウモロコシだ。
去年、トウモロコシは、収穫の前日に、すべて動物に食い荒らされた。

とうもろこし

結果から話そう。

今年も、収穫の前日に食い荒らされた。。。今年は、去年の経験を糧に、鉄パイプと防獣網で早々と周囲を囲った。しかし、動物の賢さには勝てなかった。わずかな隙間から侵入してくるのだ。見事にやられた。

家族会議が開かれた。
来年もチャレンジするかどうかだ。
2年連続となると、さすがに心も萎える。

とりあえず、何か動物を懲らしめるアイデアがないか相談してみた。
娘が「爆薬か毒薬はどうか?」と言ってきた。

畑より娘の将来が心配になる提案だ。。。

こういう時、妻の一言は私を元気づける。
「今は良案は出ないけど、これだけ頭にくることも珍しい。1年かけて、良いアイデアを探そうよ。トウモロコシはダメだったけど、トマトや茄子は絶好調じゃない!私たちの畑は最局よ!」

寄稿9

畑を始めて、妻の優しさをたびたび感じる。

ヨシ!1年掛けて、対策を考えよう!

畑はいろんなことが起こる。日常生活とはまったく別次元での出来事だ。失敗もあるが、心が元気になる楽しい世界だ。